脳科学と心理学から語る子育てのホントのところ

子育て全般について、主に脳科学と心理学の観点から、本当に大切なことをメモ代わりに書き綴っていきます。

子育ての極意「褒める」最終編

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愛ってなんだ!?

それは5つの極意だ!!

と、いうわけで。

今日もここから。

 

1.目と目を合わせる、見つめ合う

2.微笑む、笑顔を見せる

3.話しかける

4.褒める

5.触る、ふれる

 

最近なんだか、くどくど系ブログになってしまってる感がありますが・・。

本日もくどくど「褒める」お話を。

安心してください。

これで「褒める」は最後です。

 

 

人伝いに褒める

 

これ、若干回りくどいですが、なかなかに効果絶大です。

 

大好きな相手から褒めてもらえるのはもちろん嬉しい。

でも、予想外の人に褒められるのも嬉しいもんです。

いろんな人が自分のことを見てくれているというのも嬉しいですよね。

 

これらのポイントを押さえたのが「人伝いに褒める」です。

 

さっそく具体例から。

 

「〇〇さんが、よく頑張ってるって言ってたよ。」

「〇〇さんから聞いたよ。最近△△頑張ってるんだね。」

 

みたいな感じ。

これのポイントは、前の記事に書いた「人前で褒める」とよく似てます。

 

① 複数の人が自分を肯定的に見てくれているという喜び

② 伝え聞いた大人も一緒に喜んでくれているという喜び

 

大人でも、自分のことのように喜んでもらえると嬉しいもんです。

励みになりますよね。

 

また、普段と違う人に褒められるというのは、脳にとっての「変化」でもあります。

いつかの記事でも書きましたが、脳は「いつも同じ」だと、反応しなくなります。

つまり、活性化しない。

つまり、働かない。

つまり、育たない。

 

逆に言えば、変化をつけることで、より強い刺激を与えることも可能だと言うことです。

というわけで、時には「人を変える」「違う人に登場してもらう」こんな褒め方もアリかと思います。

 

感謝のことば

 

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感謝は最高の褒め言葉。

 

これ、どこかで聞いた誰かの受け売りデス。

僕もそう思います。

 

「ありがとう」

 

何気なく言われた一言でも、嬉しくなるし、気持ちがほっこりしちゃいます。

 

感謝されるということは、自分のとった行動を認めてもらい、褒めてもらったということ。

 

結果、自尊心や自己効力感が向上します。

 

ちなみに、2つの意味については、ウィキペディアより、引用させてもらいます。

自尊心は自分を信じていること、あるいは自分を信じていると感じている程度を意味するのに対し、自己効力感は自分にある目標を達成する能力があるという認知のことをさす。

 

要は、2つともとっても大切な認知であります。

自尊心や、自己効力感は、日々の何気ない言葉や行動が積み重なった結果育まれるものです。

一言感謝したからって、目に見えた変化はなかなかありませんが、チリも積もれば山となるタイプで、少しずつ少しずつ育まれていってます。

 

そして、

このブログでしつこく展開している子育ての極意5つは、これらの向上に直接的に寄与します。

 

ホントですよ。

 

またまた話が逸れ始めてますが、続けます。ご辛抱を。。

 

自尊心や自己効力感は、人間にとっての「根っこ」のようなものです。

幹や枝、葉、その先になる果実。それら全てを支える土台です。

だからこそ、0歳から2歳という、初期のうちにしっかり根をはれる「大地」が必要なのであります。

母なる大地。

それは大いなる愛。

それが子育ての極意5つなのであります!!

 

キマッた☆

 

子育ての極意5つ=栄養たっぷりの大地

 

なのであります。

これ、全然大げさな話ではないです。

 

自尊心や自己効力感があれば、難しい場面に遭遇した時にも自分を信じて前に進むことができます。

諦めない力。粘り強く取り組む力。

これらが全ての学習の基礎にあることは言うまでもありません。

日々の生活、人間関係、スポーツ、勉強などなど。全ての領域の学習に通じます。

 

ちなみに幼稚園とゆーところは、この力を養い、小学校へ就学する準備をするところなのであります。

 

はい!

今日も余談でした。

このままだと果てしなく書き続けてしまいそうなので、スパッとやめます。

 

話を戻しまして、、

感謝の言葉にもいろんなバリエーションがあります。

 

「サンキュー!」

「〇〇くんのおかげだね」

「助かるよ」

「感謝、感謝!」

「ありがたや〜(笑)」

 

いろんな感謝の言葉とニュアンスで、感謝の気持ちを日頃からたくさん伝えてあげてくださいね。

 

年齢が上がれば内面を

 

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さて、幼児期以降、児童期にもなれば、褒め方も若干難しくなります。

大げさに褒めると、恥ずかしさから反発してしまうことさえあります。

 

そうした場合は、まず褒める際のトーンを変えます。

冷静に、静かに。

端的に。

あっさりと。

が、良いと思います。

たとえば、宿題をしている我が子に、ちょっとそばに行って

「いいね」

と、一言だけでいいのであります。

むしろ、言葉はなく、笑顔で肩をポンとするだけでいいかもしれません。 

 

そして、そうした見てわかる行動ばかりを褒めるのではなく、内面を褒めていくようにします。

 

考え方

判断力

自制心

決断力

 

これらに注目して褒めていくのであります。

「今の考え、成長したね」

「今のは大人な判断だったね」

「我慢してたの分かったよ」

「よく決断したね」

などなど。

褒め言葉は、その都度オーダーメイドで。

あくまで一例です。

 

内面を褒められると、子どもなりに、少し自分を大人になってきてる、一人前になってきてると認めてもらえた感が出てきます。

 

子ども扱いされないこと自体が大きな喜びになる時期には最適です。

 

ここまでくると、大げさな褒め方は滅多に必要ないでしょう。

優しい笑顔さえあれば、一言呟くだけでバッチリです。

 

とはいえ、時にはたくさん喜んで、めいっぱい褒めてやってくださいまし。

反発しても、心の底では喜んでたりしますよね。

困った時はバリエーションで勝負!

今日から1日5回誰かを褒めていきませう!

レッツ「褒め」!

語呂わるい、、。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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