脳科学と心理学から語る子育てのホントのところ

子育て全般について、主に脳科学と心理学の観点から、本当に大切なことをメモ代わりに書き綴っていきます。

子育ての極意「話しかける」質問編

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いよいよ、極意の3つ目突入です!

2歳までにたくさんたくさんやってほしい極意。

その前にしつこくおさらい。

 

1.目と目を合わせる、見つめ合う

2.微笑みかける、笑顔を見せる

3.話しかける

4.褒める

5.触る、触れる

 

僕自身、こうして毎日書く中で、以前よりさらにアタマの中に浸透してきた気がしマス。

 

子育ては親の愛が大切なのです。

 

って、よく言うじゃないですか。

 

じゃあ、愛って何ですか?

どうすることが具体的に愛ですか??

愛情たっぷりに育てるって??

 

その答えこそ、上の5つです!

 

ビシッと決まったところで、、。

 

さて、本日は「話しかける」です!

 

 

「話しかける」のは、赤ちゃんから

 

まだ言葉を話せない赤ちゃん。

そんな子に、話しかけて意味があるの?

と、思われるかもしれません。

でも、赤ちゃんは言葉を発せないかなり早い時期から言葉を聞き取っていると言われています。

脳のレベルでは、文法も多少聴き分けているという指摘さえあります。

つまり、発語より、脳内では、理解が先に立っているのであります。

お母さんの声を他の人の声と聴き分けるのは、胎児の頃にすでにできていることも分かっています。

ですから、

 

たとえば1歳から「話しかける」を始めるのでは遅い

 

ということになります。

 

生まれてすぐ。

いや、生まれる前から「はなしかける」。

 

これくらいでちょうど良いと思います。

 

自ら話しかける

  

「話しかける」

この言葉に改めて注目!!

 

「話し合う」とか、「話をする」「会話する」ではないですよ。

 

あくまでも「話しかける」のでございます。

 

つまり、主体的であること。

保護者が子どもに話しかけるのです。

待っていてはダメということです。

相手が言葉の話せない赤ちゃんなら、自ら進んで話しかける大人も、子ども側が話せる年齢になると途端に受け身に、、なんてことがよくあります。

特に、普段子どもと関わらない大人はそうなりがち。

 

たとえば、初対面の子どもにどう話しかけますか?

職業柄、初対面の子ども達といかに早く打ち解けるかという点もかなり大切になるので、そういう場面でもかなり意識しています。

 

相手が慣れるのを待つ。

それではなかなか扁桃体を刺激できません。

自ら話しかけることが大切になります。

 

では、どうやって話しかけるかということでしょう。

おそらく、子どもと話すことが苦手な人は、そこがイマイチ分からないのではないでしょうか。

 

こう言って反応がなかったらどうしよう。

とか、

泣かれたらどうしよう。

とか。

 

往々にして、真面目な人ほど、難しく考えすぎてる気がします。

 

はっきり言って、反応がなかったらとか、考える必要はないのですが、、そんなこと言ったって気になるから考えてるワケで、、。

 

ちょっと立場を変えて。

 

たとえば、そんなに親しくない人と急に2人だけになる時間が出来た時など。

2人きりで何を話したら良いか分かんない時。

無いですか?

雑談しようにも、何も思い浮かばないあの気まずさ。

そんな時にも、僕はあえて「話しかける」ようにしてます。

そんな時にもこの極意は使えるワケです。

 

といって、簡単にいうけど、その場になると分かります。これが結構難しい。

 

なので、僕はそんな人にはいつもこう言います。

 

質問してください。

 

コレだけです。

 

なんでも良いから質問をするのであります。

 

「話しかける」→「質問をする」

 

 

とはいえ、男の子に向かって「女の子?」とか、見当はずれな質問はダメです。

 

基本的には相手のことについて質問します。

 

着ている服にキャラクターがあれば、

「そのキャラクター好きなの?」

サッカーのユニフォームを着ていれば

「サッカーやってるの?」

なんて言ってみたり。

 

もちろん、答えがNOでもいいわけです。

そこから広げられますから。

「ううん」

「あ、そうなの?好きなのは〇〇かな?」

と、別のキャラクターの名前を言ってみて、当たればラッキー。外れれば別のキャラ。キャラ自体話が進まなければ全く違う質問。

と、続ければいいだけのことです。

 

すぐに盛り上がることなんて、ハナから期待してませぬ。

徐々に盛り上がればいいのであります。

その間、話をできていれば、自ずと温まってきます。

 

ちなみに質問する時は相手の様子を見ながら、最初はYESかNOで答えられる閉じた質問をして、徐々に開いた質問をするようにします。

 

とにかく、相手が話したい話を相手に話させるというわけ。

そのためには、相手の世界に入る必要があります。

相手が持ってるもの、身につけてるものなどに目をやり、そこについて質問していきます。

 

それでも、ヒントが見えるとこに見当たらない!

という場合。

そんな時は、相手の過去について聞いてみてください。

「昨日どこに遊びにいったの?」

「今日朝ごはん食べた?」

「今日はどうやって来たの?」

という感じです。

 

相手が大人なら、相手を褒めることを兼ねて、もっと遡った相手の歴史について質問してもいいです。

やり手の方なら

「今の会社にはどういった経緯で?」

体格の良い方なら

「学生時代、部活とかされてたんですか?」

などといった感じです。

自分のことに興味を持ってくれて悪い思いはしませんから。

子どもでも大人でもその根本は同じです。

 

というわけで、

「話しかける」

ぜひ、実践してみてください。

相手の脳を変えるには、こちらから仕掛けていく必要があります。こちらから積極的に。

 

僕自身も日々精進デス、、。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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