脳科学と心理学から語る子育てのホントのところ

子育て全般について、主に脳科学と心理学の観点から、本当に大切なことをメモ代わりに書き綴っていきます。

子育ての極意「褒める」

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子育ての極意5つ。

世の中に浸透してほしいと願いつつ。

本日も懲りずに書きます。

 

1.目と目を合わせる、見つめ合う

2.微笑む、笑顔を見せる

3.話しかける

4.褒める

5.触る、ふれる

 

本日は、子育ての極意4番目「ほめる」についてです★

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「褒める」について

 

結論から書きませう。

「褒める」については、

 

バリエーションを豊富にする!

 

これに尽きます。

いろんな褒め方を自分の引き出しに持っておく。

だって、何をやっても

「すごいねぇ!」「すごい!」「すごいなぁ!」「すごいよ!」「やっぱりすごい!」

ニュアンスを変えても、すごいの一点張りじゃあ、なんかイヤでしょ。

褒められても嬉しくないですよね。

ですので、バリエーションをたくさん持つと「褒める」がスキルになります。

とういことで、褒め方のバリエーションを増やすヒントとなるよう、少しずつ例を挙げていこうと思います。

あくまでも例ですから、アレンジしてもっともっといろんなパターンを作ってみてください。

そして、もしグッドな褒め方を発見されたら、ぜひ教えてほしいと思うのであります。

 

「短く」褒める 

 

基本的にダラダラと褒めないのが王道です。

文章で褒めない。

元気に、短く褒めます。

もちろん、あえて長く褒めるのも、時にはアリかもしれませんが。

 

ところで突然ですが、褒め言葉をいくつ持っていますか。

意外とたくさんは出てこないのでは。

ちょっと一例を。

 

オーソドックスに

「すごい!」「よっしゃ!」「OK!」「Good!」「やったね!」「えらい!」「天才!」「お見事!」「よく頑張った!」「日本一!」「世界一!」「立派だね!」「素晴らしい!」「さすが!」「いいね!」「〇〇(博士、女優、俳優、先生など)みたい!」

こっちが下からいって

「負けそう」「まいった」「かなわないね」「おそれいりました」「おみそれしました」

 などなど・・

 この他にも限りなくたくさんあると思います。

 

上の例では、抽象的に褒めているものばかりですが、もちろん具体的に褒めることも大切です。

 

「見た目」「性格」「雰囲気」「行動」「考え方」「判断力」・・

 

これらの要素一つ一つに褒め言葉を並べれば、それこそ星の数ほど。

具体的な褒め言葉をここで列挙するとキリがないので書きませぬが。

「褒める」に関しては、世間の皆様の間でも関心が高いようで、ちょっとネットで検索したら、良いサイトがたくさん見つかりました。

ちょうど褒めことばを列挙したサイトを見つけたので、1つだけ、下に紹介しておきますね。

 

褒め言葉一覧◇男性.女性.子供.仕事別でまとめました

このサイトには、他にも「褒める」について色々と書いてある記事がありました。

大変勉強になります。

(こんな引用の仕方をして、良いのか・・ブログ初心者の僕には正直分かりませんが・・。)

 

とにもかくにも、褒めることばをたくさんもっておくことが、まずは大切です。

脳は「変化」で覚醒レベルがあがりますので。

そして、褒めるときは「短く」褒めます。

褒めることばが長くなればなるほど、何を褒められたのかよく分からなくなってきます。

端的に、元気よく褒めてあげてほしいと思います。

ただ、相手の年齢があがればあがるほど、大げさな褒めは逆効果になりかねませんので、「元気よく」褒めるかどうかは各自ご判断くださいね★

褒めるときのニュアンスを変えることでもバリエーションを増やせます。

 

「名前を入れて」褒める

 

名前は魔法のことば。

これについては前の記事で書かせていただきました。

 

www.musubiyt.com

 

ここも同じ意味で名前を入れて褒めることが大切です。

褒める前に名前を入れれば、褒める内容も格段に響きやすくなります。

例のカクテルパーティ効果です。上の記事ご参照です。

「〇〇くん、がんばってるね!」

「△△ちゃんには、負けちゃうな。」

という感じです。

名前、しっかり使ってくださいね!

あ、名前を入れずに褒めるのもアリです。

1つの褒め方ばかりにならないことが大切だということデス。

 

「成長を実感させるように」褒める

 

これ、使えます。

でも、意外と使ってないと思います。

百聞は一見に如かず!

「昨日よりイイね!」

「できるようになったんだね!」

「成長したね。」

という具合です。

過去の自分と比べて、どれだけ成長したか。

子ども達って、この辺は誰かに言われて初めて気付くことの方が多いです。

自分の成長が実感できれば、嬉しいし、満足感も感じますよね。

それを自分以外の人に認めてもらえた喜びは、大きいです。

自分に対する自信が高まります。

それは、あらゆるものへの意欲へつながりまして。

好奇心に満ち、何事にも積極的な姿勢につながっていくわけあります。

幼稚園では、こういったテストで測れない力を伸ばすよう日々取り組んでいるわけでございます。

おっと、話が脇道へ。。軌道修正しまして。。

 

上のように曖昧に褒めるのも良いのですが。

成長を実感させるために、より具体的にイメージをわかせたい。

そんな時は、例のアレです。

この記事の下の方にも書きました。

 

www.musubiyt.com

 

そう、数字を入れるのであります。

「こないだまで3回だったのに、10回もできるようになったんだ!」

でも、数えられないことってありますよね。

たとえば、ご飯の食べ方とか、おもちゃの片づけ方とか。

そんな時は点数付けちゃいます。

「さっきは80点だったけど、今のは90点!」

あとは時間で褒めたり

「こないだは10分かかってたけど、今日は8分で終わったね。」

という感じ。

 

前の自分より成長したと認めてもらうと、次にまた頑張ろうという前向きな気持ちにもなりやすいです。

実際は、ほとんど変わってなくても・・あえてそんなふうに褒めちゃう。

幼稚園では、あるあるです。・・たぶん。

 

というわけで、あの手この手、いろんなことばを駆使して褒めてみて下さい!

きっと、これまでよりもっと脳に届きます。

つまり、脳を育てることが出来ます。

そして・・

褒められた相手は、褒めたように変わっていきます。

これは、明日詳しく解説しますね★

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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