脳科学と心理学から語る子育てのホントのところ

子育て全般について、主に脳科学と心理学の観点から、本当に大切なことをメモ代わりに書き綴っていきます。

乳児湿疹、アトピー性皮膚炎を治す

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恥を偲ぶ3回目。

声高に子育ての本質を語りつつも、我が子育てが万事順調なハズもなく。

我が家の3大困った事件の1つを本日ご紹介します。

↓続報をコチラにアップしました。

 

 

本日は、我が子の肌について。

 

一応、子育ての極意「さわる」つながりということで。

散々お話した、皮膚の話なので。

 

この絶好の機会に湿疹について発信しようと決心した次第です。

えぇ、促音つながりです。

 

・・・

 

分かった人も分からない人も、本題へ。

 

過去と現在の比較

 

まずは写真をご覧ください。

現在0歳7か月の次男。

生後3か月の時の写真です。

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そんでもって、下の写真がその1か月後。

生後4か月。

f:id:yuji0605_koi:20180912125233j:plain

 

悲しい画像ということで、目線隠し。

 

こんな感じですよ。

 

噴火当時。

写真じゃまだまだ分かりにくいですが。

ちょうど3〜4ヶ月の頃は、皮膚科の病院によくある症例写真の、一番ひどい写真より酷かった。

症例写真として提供しようかと思うくらい。

 

とりあえず、結論から。

さらに3ヶ月進んで、生後7ヶ月。

こんな感じです。

 

f:id:yuji0605_koi:20180920180649j:plain

 

まだ完全にではありませんが、なんとか噴火はおさまって穏やかな肌になってきました。

 

写真で見るほど実際はまだキレイではないのですが。

かなり改善しました。

 

今は8ヶ月。

小さい波が寄せては返し、まぁまぁなんとか。

小さい波で落ち着いてる。

 

といっていいのか??

 

でも、時々初対面の人が肌を見て、「どしたの?」と、驚くことがあるそうなので。

他人から見るとまだまだなのかも。

我が家の感覚はマヒしてます笑。

 

さて、というわけで。

こうして文字にすると、たかだか数ヶ月のことですが。

 

長かったぁ…。

 

なんといっても、その間はゴールが見えない戦い。

いつ終わりがくるのかも定かではない。

 

確証があるわけでもなく。

 

病院の先生からは、治りますと言われても、、。

 

ホントかよ??

 

の毎日。(改善方法が一般的でないため・・)

 

現に、周りを見れば大人になっても苦しんでる人はたくさんいるしで。

 

とにかく長かった。

 

まぁ、厳密には今も続いてるのですが、、。

 

上の写真のような、あまりに可哀想な見た目は、おかげさまで無くなりまして。

それだけで精神的にとってもラクになりました。

 

もちろん、一番大変だったのは僕ではござんせん。

寝ても覚めても一番近くにいる奥様でございます。

 

奥様のストレスも半端じゃなかったハズ。

 

次いでやっぱりご本人さん。

次男、8ヶ月。

毎日痒かっただろうなぁ。

毎朝起きたら血だらけになって、、。

 

そんなこんなで大変な時期を過ごしました。

 

それにしても、初期の症状こそかなり酷かったものの、おそらく改善までの期間としてはかなり早めだったのではないかと。

今となっては思うのであります。

 

当事者としては早いなんて微塵も思わなかったけど。

何年も悩んでいる人もいると聞きますし。

それに比べたらやはり早いのだろうと。

 

一応、これまでの過程と、我が家が取り組んだ改善方法をお伝えします。

 

決して皆さんに勧めるわけではなく、あくまでも我が家のケース報告でございます。

 

少し特殊な方法(といったら指導を受けた病院の先生には怒られそうですが、今の日本では一般的な方法ではないことは確かです)で、改善に向けて取り組んで来たので。

 

信じるか信じないかはあなた次第。

やるかやらないかは自己責任でお願いしたい。

 

でも、ウチはこの方法で改善しました。

それは事実。

 

ともかく、

医学的な分野は専門外、門外漢ということで。

方法の是非については語らずいこうと思います。

子育ての方法のように断言することはできないところです。

 

ただただウチのやってきたことを書き綴るのみ。

 

でも、一般的と言われる方法、つまりは標準治療で何年も続けて効果が出ず、苦しみ続けている方がいれば。

 

その方の何らかの契機になれば良いなと思っとります。

 

と、前置きが長くなりました。

本題へ。

 

一般的に行われる標準治療とは

 

まず、乳児湿疹と、アトピー性皮膚炎というのがございますようでして。

 

それぞれこんな感じです。

 

乳児湿疹(にゅうじしっしん)とは、顔や体の一部など、乳児期の赤ちゃんに見られる湿疹の総称。生後2~3週間から2ヵ月頃に多く見られる。

ウィキペディア「乳児湿疹」より

 

アトピー性皮膚炎(アトピーせいひふえん、英語: atopic dermatitis)とは、アレルギー反応と関連があるもののうち皮膚の炎症を伴うもの。

ウィキペディア「アトピー性皮膚炎」より

 

さて、我が息子はどっち?

ということになったのですが…。

 

これ、実際のところ、お医者さんも見分けがつきにくいらしく、、。

 

ウィキペディアにもこんな風に書いてあるし。

 

乳児湿疹がなかなか治らない場合は、アトピー性皮膚炎の可能性もある。

ウィキペディア「乳児湿疹」より

 

まさかの消去法。。

 

調べてみると、

あるお医者さんは、痒みの有無で判断するとか。

またあるお医者さんは、同じようなもんだとか。

またまたあるお医者さんは、乳児湿疹なんてそもそも嘘っぱち。それ自体無いモノ。だとか。

 

おそらくですけど、医学的によく分かってないというのが現実なんだと思います。

 

統一見解、、無し!

 

結果、病院でとられる対処方法は、どっちにしろ同じ。

 

いわゆる標準治療という方法です。

 

  • 1.肌を清潔にするため、入浴と保湿
  • 2.炎症を抑えるための薬物療法
  • 3.悪化する要因を探し対策を立てる

 

コレが標準治療。

たいていの病院でこの治療方法がとられているようです。

 

で、息子がとった方法は、3番だけかろうじて当てはまるけど、1番も2番もやってません。

 

だって、

 

「何もしない」

 

が、基本方針。

 

色々と考えた結果、標準でないお医者さんに行き当たったのであります。

 

標準でないお医者さんの説明

 

さて、その標準でないお医者さんに行き当たったのにはそれなりの理由がいくつかありまして。

 

  • 1.薬を子どもに使うのはできるだけ少なくしたい派(特にステロイド系)
  • 2.アトピーに対する薬物療法にはあまり良い印象がなかった(知り合いからどんどん強い薬になると聞いた)
  • 3.薬を使わないで治療する方針の病院があり、そこの話を聞いたことがあった

 

ということで、こちらが積極的に探したという感じ。

一般的な薬物療法以外の方法を。

 

で、たどり着きました。

というか、ある程度は知っていました。

 

ですから、方針についてもある程度は聞いていました。

 

でも、聞くのと実際にやるのとでは大違い。

 

えぇ、大違いでありました。

まぁ、大変の極み。

体験談はあとで書くとしまして。

 

この病院。

毎週土曜日に院長自ら行う勉強会がありまして。

そこに1回は出席を求められます。

 

まぁ、まず基本的な知識をつけなさいということ。

熱心な先生なのです。

 

そこで、こう話をされてました。

 

赤ちゃんの皮膚は、まだ作るのが下手。

でも、身体はぐんぐん大きくなる。

その成長に皮膚を作るのが追い付かず、噴火することがある。

 

という説明でした。

 

他にもいろんな説明を、写真や科学的根拠を示しつつ説明されたのですが、その内容をここで書くと、それこそ終わりが見えないので。

控えます。

 

ともかく、次男の皮膚生産工場は、いまいち働きが鈍いようで。

皮膚の生産が間に合わず、「成長」という需要に追い付かない。

いわば、パンク状態だということのようです。

 

でも、身体の成長はやがて落ち着き、

同時に生産工場も生産性をあげてくるので、

 

ほっておけば追いついてキレイになってくるよ。

 

ということでした。

 

僕はもともと薬に良いイメージが無かったですし、

その説明を受け入れるのは、わりと早かったのですが、それでも一抹の不安はぬぐえず。

 

対する奥様は、僕より不安が盛りだくさん。

でも、ステロイドにあまり良いイメージを持っていなかったのは二人とも共通だったので。

 

とりあえず、信じてやってみよう。

結果が出なければ病院を変えればいい。

 

と、いうことに。

 

だって、やらずに終わったり、途中でやめたりしたら、それこそ何が良くて悪いのかもずーっと分からず仕舞いだから。

 

と、いうことに。

 

そして、闘いは始まった

 

はい、始まったのであります。

 

「ほっておく」「なにもしない」

 

これ、簡単そうでしょ。

 

でも、めちゃくちゃしんどい。

 

身体的にもしんどいし、精神的にはもっとしんどい。

 

このしんどさが、むやみに人に勧められない最大の理由です。

 

「何もしない」ということがどういうことかというと。

 

  • 1.当然薬は使わない
  • 2.石鹸やシャンプー類は一切使わない
    1番の理由は、界面活性剤の存在です。皮膚のバリアを壊してしまうから。また、必要な皮脂まで落としてしまうから。
  • 3.保湿をしない
    自己の保湿機能が低下するから。
  • 4.風呂に入れない
    風呂から上がった時に皮膚が乾燥するから。あとは2.と同様の理由から。
  • 5.日の入と共に寝て日の出と共に起きる(早寝早起きということです。皮膚の生産工場は寝ている間にフル稼働するので。)
  • 6.夜間におっぱいをあげない(夜間断乳)
    寝る時間をしっかり確保する為です。
  • 7.子どもがひっかくのを止めない
    ひっかくのを止める方が子どもにとってストレスが大きく、悪影響だから。
  • 8.なるべく裸に近い恰好にする
    服の繊維も皮膚には皮膚には不自然で良くないから。
  • 9.フローリング(畳がベスト)でゴロゴロさせる(ビニール製のマット禁止)

 

そんな感じです。

こまかく挙げればまだあるのですが、大体こんな感じ。

 

でもね。

これだけ書くと、「やることが減る」

つまり、簡単だと思うでしょ。

 

実際、風呂に入れなくて良いというのは、風呂に入れる手間を考えると、ラクになる面は確かにありました。

 

夜間断乳も、取り掛かり始めは非常に大変でした。今までもらえていたものがもらえないから当然大泣き。

 

でも、1か月ほどで夜泣きも減りまして。

逆に夜ぐっすりと寝るようになりました。

 

そうした面では、手間は減り、肉体的にはラクになったかなと思います。

 

が、とにかく精神的なストレスは非常に大きい。

 

奥様はもともと非常にきれい好き。

片付けられない僕は天敵。

 

あ、それはともかく。

 

赤ちゃんを風呂に入らせないのも、手を洗わないのも、洗剤を使わなかったり、裸で過ごさせたりすること自体に抵抗感が強く、それがストレスになっているようでした。

 

もちろん、愛がゆえのストレスです。

 

楽観的な僕でさえ、

目の前には、顔中に苔むしたような皮膚の次男。

腕や足も湿疹だらけ。

これが夜寝ている間にかゆみでひっかくから、朝には血だらけ。

血にまみれた肌着と寝具。

泣きながらもまだ掻き続ける次男。

 

そんな子どもを前にしても、できることは無い。

ただ待つのみ。

 

まぁ、なかなかのストレスでしたね。

 

でも、もっとも大きなストレスの原因は、

 

「一般的でない方法を実行する」というストレス

 

これがダントツでした。

 

闘いの8割を占める負担。

 

というのも、

外へ出歩けば人の視線が突き刺さり。

「大変だね。」

「薬塗っているの?」

と、100%親切からの一言が、またぐさりと突き刺さる。

なるべく肌を露出させるように言われてるしで。とにかく目立つから仕方なしデス。

 

そのたびに

ホントにこれで良いのか?

と、自問自答の嵐。

 

子どものアトピーという、同じ経験を持つお母さんから、

「今は薬で落ち着いたのよ。」

などと聞けば、さらに不安が高まり・・

 

経緯を知っている親戚が、言いたいことをぐっとこらえている様子もまた辛いもんで。

 

そんな動揺を抱えながらも、なんとか耐え。

また病院へ行き、先生から説明を受けて再度決心を固める。

 

というサイクル。

 

最悪だったのは、

他の病気で総合病院にかかったとき、その病院の先生から、今の方針を全否定され、説得されたこと。

 

まぁ、言われることはある程度予想もしていたりもしてましたが・・。

 

来る看護師来る看護師、これまた色々と声をかけてくださりまして。。

 

でも、奥様が一番その不安と闘っている中、僕が治療方針に揺らいでる場合ではござんせんので。

なんせ、大筋は僕が決めたようなもんですから。

 

表面上は、不安なんて無いみたいな感じでいながら。 

 

真っ赤な赤ちゃんを横目に。

 

「絶対大丈夫!」なんて言っちゃったりして。

 

不安でしょーがないくせに。

 

これはね。

むやみに勧められるもんじゃないですよ。

ホントに。

 

でもね。

僕はラッキーだったと思ってます。

この病院に行けて、先生と出会えて。

 

ステロイドを使ってる人からは、薬がだんだん強くなる。

と、聞いています。

中には、一番強い薬でも効かなくなった。

なんて話も聞きました。

 

とりあえず、薬は一切使わず改善したし。

今後の不安はかなり小さいです。

残る小波がおさまれば完全解消だと思っとります。

それに、生活習慣を見直すきっかけにもなりました。

今は19時代には就寝。2歳の長男もです。

えぇ、もちろん奥様の努力の賜物。

 

とはいえ、油断は大敵。

これからも一喜一憂しながら、闘いはしばらく続くのです。

 

ちなみにですが、、。

現在ステロイドを使用している方は、脱ステロイドをすると、最初にかなり症状が荒れるそうなのでご注意ください。

 

もし、興味を持った方がいれば、それは嬉しいのですが、必ず下の本を読み、専門の先生を探してください。

自分でやるにはかなりリスクが高いと思いますので。。

↓続報をアップしました。

 

こちらの本は、この病院で勧められた本です。

先生とほぼ同じことを言ってますので、ご参考までに、、。

9割の医者が知らない 正しいアトピーの治し方

9割の医者が知らない 正しいアトピーの治し方