脳科学と心理学から語る子育てのホントのところ

子育て全般について、主に脳科学と心理学の観点から、本当に大切なことをメモ代わりに書き綴っていきます。

我が家のトイレトレーニング

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恥をしのぶブログ2回目。

 

今回は我が家のトイレトレーニングをお届け。

先々週くらいから本格始動しとります。

半分は子育て雑記ですが、今回は、ご参考いただける箇所もいくらかあると思いますので、ご辛抱の上、お付き合いくださいませ。

 

 

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トイレトレーニングの現状

 

世間の現状!?

 

幼稚園で勤めていて実感していることがあります。

 

年々オムツがとれないまま入園を迎えるお子さんが増えているということ。

 

約10年前までは、新入園児の1割から2割程度だったのが、今は毎年5割、約半数のお子さんがオムツで入園されます。

 

原因はたくさんあるかと思います。

 

核家族化で、お母さん1人でトイレトレーニングをしないといけない。

俗に言う、ワンオペ育児。

関連して、子育ての経験や知識がおばあちゃんなどから伝えられないことも重なり、トイレトレーニングの方法が分からない。

 

そして、きわめつけは、紙オムツが快適すぎる。

ムレない、モレないなら、外す理由が分かんないっ!てのが、子ども目線の理屈でしょ。

おしっこしても快適なんだモーン。てな具合に。

 

とまぁ、いろんな理由が考えられまして、現状に至るのではないかと。

 

実際、兄弟がいたりして、さらに年齢が近ければ近いほど。

お母さん1人でトイレトレーニングをするのは、かなり大変!かなり大変なのです!!

 

というわけで、お父さんにもできることはたくさんありますよー!

ということも書き綴りつつ、また、他では教えてくれない、トイレトレーニングのホントのコツをご紹介します!

方法だけでいい!という方は、後半をお読みくださいませませ。

 

我が家の現状

 

我が家もちょうど2歳半と0歳半。

その大変さを実感しております。

 

「実感してる」と言いましたが、我が家もほぼほぼ育休中の奥様のワンオペ育児。

ほとんど奥様がトイレトレーニングをしておりますゆえ、、。

父が勝手に「実感してる」と言ったらお叱りを受けるカモ、、。

 

一応、父が家にいる土日に本格的にお兄ちゃんパンツにチャレンジ。

 

トレーニングパンツなんかすっ飛ばして。

あんまり必要ないでしょ。アレ。

なんて言ってみたりして。

 

そしたら、訪ねたモデルハウスで見事におオシッコ・・。

フローリングだったからまだよかったが・・。

 

いや、良くない良くない。

 

冷や汗かいたー。

担当の方に平謝り・・。優しい方で助かりました・・。

 

いきなりお兄ちゃんパンツで外出なんて、ダメに決まっとるがな!

と、言われそうデスが・・

ハイ・・おっしゃる通りでございます。

 

実は、初日からあまりに順調で。

1時間半も間隔があけられて、失敗することなく初日からトイレやオマルで数回おしっこ。

 

結果、油断。

のち、してはいけないモデルハウスという場所で初のおもらし体験・・。

 

ハイ、すべて親の責任でございます。分かってます。 

 

まぁ、そんな失敗もありつつ、始めて2週間。

現在の状況は以下の通りです。

 

 ・父がいる土日は、お兄ちゃんパンツ

 ・父がいる土日は、外出も行き先を考慮してなるべくお兄ちゃんパンツ

 ・父がいない平日は、時々お兄ちゃんパンツ

 ・お兄ちゃんパンツをはいてるときはほぼ失敗無し

 ・たいていこちらから声を掛けるが、自分からおしっこを訴える姿も出てきた

 

てな感じで、現時点では順調。と思ってます。

 

何が順調かって、以下の3点ですヨ。

 

 ・お兄ちゃんパンツが好き。

 ・オマルも好き。

 ・オムツの中でも、濡れるのがちょっと気持ち悪い。

 

という点です。

 

この3点さえ、このまま堅持してれば、トイレトレーニング恐るるに足らず!

 

ちなみに、曲がりなりにも順調なのは、これまでの取り組みが功を奏したと思っておる次第です。

 

上の3点を育むコツもあります。

それらの取り組みについては、下に書いとりますゆえ、ご参考いただければと思います。

 

とはいえ、ですよ。

つい先日も、お風呂の中で脱糞。

柔らかいウンチだった上に、排水口がつまり、、見るも無残な光景が、、。

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あ、僕は見てませんが、、。

 

奥様の報告によるイマジネーションです。

 

もちろん、奥様怒る。

 

まぁ、現実はこんな感じですヨ。

 

「トイレトレーニングでは、怒ってはいけない。」

 

という原則。

 

もちろん僕も奥様も知っとりますよ。

実はこれでも二人とも一応プロなんで。

 

でも、怒っちゃうこともありまさーね。

人間だもの。

 

でも、こんなでも総合的には、取り組み2週間にしては、順調と思ってますから。

 

失敗はつきもの!

 

始めた週明けには、保育所にも伝えて、寝るときと外出するとき以外は、ほとんどお兄ちゃんパンツ。

でも、ほとんどミス無しになっております。

先週は、初めてウンチもオマルでできました〜!!

 

オマルの中の立派なウンチを見て、感無量の父。

 

記念に写真を撮ろうかと思ったけど、まぁ、やめときました。

 

というわけで、我が家で取り組んだトイレトレーニングをご紹介。

一応、ここまでは順調に来てるので、間違ったことはしていないと思ってますヨ。

 

何かヒントとなることがあれば幸いです・・。

 

我が家のトイレトレーニング

 

1.トイレの姿を見せる

 

実は、父はトイレトレーニングを1歳前後から仕掛けておりました。

 

それが、「父のトイレ姿を息子に見せる」というものです。

 

これが無ければ、今の順調な姿は無い!と、父は密かに自負してます。

 

子どもは見て学ぶ。

全ての学習は見て真似ることから始まります。

 

一般的には大人のトイレ姿はあまり見せないのかな?

と、思いますが、父は息子に意識的に見せるようにしてました。

 

ですが、自宅のトイレは非常に狭いので、そこで見せるのは断念。

 

というわけで、

 

外出先でトイレに行くたびに見せました。

 

1歳になったくらいから。

お出かけ時は、必ずと言っていいほど、我が子を抱えてトイレに行きました。

 

片手で息子を抱え、片手で用を足す男。

 

周囲の方は、「大変だなぁ。」なんて、思われてたかもしれません。

いや、きっとそうでしょう。

 

そうでもしないといけない、のっぴきならん事情があるのかな。

 

なんて思われたかも。

 

いえいえ、父が望んでやってることです。

 

でも、実際、結構難しかった・・。

ジーパンだったりすると、チャックを開けるの固いし・・。

片手でやるの結構しんどい・・。

 

おかげで我がトイレタイムは、おもいっきり力仕事でした。

 

最近は、男子トイレの個室内にも、小さな子どもを座らせられるベビーチェアが設置されてますよね。

荷物が多い時などは、おしっこでも個室を利用して見せました。

 

でも、父としてはあくまでも「立っておしっこする姿を見せる」ことがメインなのです。

 

だって、座っておしっこするのは、最終目標じゃないですから。

立ってもできるようになってほしいですから。

 

「見せる」というのは、別にわざわざ見せつけたり、見るように促したりしたわけじゃないですよ。

しつこく声かけたり、強制したりするのは、拒絶反応のリスクがあります。

なにより変態チックですし。

 

そんなことせずとも最初から興味津々で覗き込んでおられましたので。

父としては、抱っこしてただけ。

特に隠さず、声を掛けるわけでもなく、ただその好奇心を受け止め、見守った次第です。

 

たびたび目にすることで、「これが当たり前なんだ」ということを自然と学ぶ。

 

それを狙っておりました。

 

これら一連の「見せるトイレトレーニング」が無ければ、オムツが当たり前。オマルが当たり前。洋式便器が当たり前。とかってなるでしょ。

 

実際にたくさんいますよ。

 

洋式便器で座ってじゃないとおしっこできない男の子。

 

男の子の場合、最終目標は

「立ってオシッコ、座ってウンチ」

ですから。

そこをめがけて地道に見せ続けたわけです。

 

見せることで、オシッコや、ウンチは、

「便器という場所でするのが正解」

ということをインプットするわけです。

 

これこそ、トイレトレーニングの始まりだと僕は思っています。

 

だから、1歳から始められるのであります。

 

一応、言いますけど、マジメに言ってますよ。

 

これをすっ飛ばして、今までオムツで当たり前のようにしてきたのに、いきなりオマルでやれって言ったって、子どもは混乱して当然でしょ。抵抗するのがフツーでしょ。

 

大変そうに感じますでしょうか。

力仕事ではありますが、全然大変じゃないです。

なにかをさせるわけじゃないので。

抵抗にあうわけでもない。

思い通りにいかないとかもないわけですから。

それに、父が疲れてる時はトイレに連れてかなくてイイのであります。

 

2.オマルを見せる

 

オマルも見せておかないとね。

 

オマルは1歳過ぎたら早めに購入して、リビングに置きっぱなし。

 

あ、リビングでないといけないわけではありません。

理想は、トイレの近くであり、かつリビングのような常に目に入る場所が良いと思います。

 

我が家はたまたまリビングからトイレに行けるので。トイレのドアの前に置いてました。

 

だって、見たことも無い場所(オマルという物体)で人生初めてのオシッコなんてイヤですよね。

 

たとえば僕が、いきなり金でできたピッカピカの便器を目の前に出されても・・気持ちよくできないし・・。

でも、小さい時からフツーにそんなピッカピカの便器を目にしてたら、できそうでしょ。

え、できない?

まぉまぁ、例え話なんで、ご勘弁を。

 

とにかく、トイレの近くにあるだけで、オマルってなんとなくオシッコをする場所なのかな?と結びつきやすいでしょ。

 

3.オマルに座って見せる

我が家のオマル

写真は、我が家のオマルです。

いたってシンプル。

奥に見えるのが、トイレのドア。手前がLDKです。

 

まずは父がオマルに座って見せました。

さすがに用は足しませんで。

ただ座って、楽しそうにしてるだけ。

一応、軽く説明はしましたよ。オシッコするとこだよって。

 

父が座れば、自ずと自ら座るようになります。

ときどき。

座るようになれば、オシッコしてみたくなる。

 

ここで、洋式便器で用を足す父の姿を見せてきた歴史が役に立ちます。

 

とはいえ、息子の中で、

オマル=洋式便器

って結びついてるかが、いまいち不安だったので、息子がオマルに座ったタイミングで、トイレのドアをあけ放ち、父も便器に座って、「同じだ~!かっこいい!!」と、声を掛けておきました。

 

「いいねー!ここでオシッコするんだって!」

「パパたちと一緒だねー!」

 

とか。

この時期、「大人と同じ扱い」は、とっても嬉しそうです。

 

4.時々オマルに誘う

 

そんなこんなで、半月ほど前から時々オマルでオシッコするようになりました。

 

もちろん、オマルでやってみる??みたいな感じで時々投げかけるのですが。

 

毎回とかそんな頑張った感じではなく、気が向いたときに声を掛けて。

拒否されたらそれで良いし、本人が気が向いたらオマルに座ってみたり。

 

総じてテキトーな感じです。

 

大人の必死感が出ると反抗期の息子には逆効果です。

 

ちなみにこの時はまだ常時オムツでした。

だからその時点では、9割方オムツでオシッコでした。

 

投げかけるタイミングは、オムツを替える時。

新しいオムツをはく前に、オマルを勧めるといった具合。

 

ちなみに、オムツ交換の時は、ほぼ毎回、

「うわ、ジョンジョンじゃ(ビショ濡れの意味)。」

「バッチッチ(汚いの意味)じゃね。」

「キレイキレイしようね。」

 

と、言いながら交換してました。

 

オムツが濡れるというのは、不快なことなんだよと、インプットするためです。

 

あまりしつこくない程度に、、。

 

5.音で条件付け

 

オシッコするとき。

なるべく

「しーっ、しーっ」

って言うようにしてます。

コレって昔からやられてる方法だと思いますが、繰り返すうちに、「しーっ」っていう音により、条件付けられていくんです。

パブロフの犬と同じ原理。

条件付けが成立してしまえばこっちのもの。

「しーっしーっ」って言えば、オシッコが出やすくなりますから。

オシッコする時はなるべく音をつけていきましょう。

絶対オススメ!!

 

6.お兄ちゃんパンツに挑戦

 

ここまで来て、そろそろかな?

ということで、ついにお兄ちゃんパンツを購入!

それが2週間前でございます。

 

初めてはかせる時は、拒絶するスキを与えない作戦です。

 

具体的に説明しませう!

 

まずは、父がボクサーパンツ一丁で仁王立ち。

父はかっこいいだろ!

と、見せつけましたよ。

そして、奥様がすかさずお兄ちゃんパンツを出して、

「パパと一緒だよ!かっこいい!!」

と、はやし立てる。

この連係プレーで、息子はニンマリ笑い。

あっという間にお兄ちゃんパンツの虜になるのでありました。

 

僕らとしては、マジメにやってますよ。

 

ボクサーパンツじゃ通用しない可能性も考えて、場合によっては、お兄ちゃんパンツにより近い、ブリーフを買おうかなと思ってたくらい。

 

マジメに言ってますよ。

 

と、こんな感じです。

やったことはこれくらいですかね。

あとは、トイレトレーニングと検索すればたくさん出てくる情報と同じようなことです。

 

オマルに座ったら褒め、おしっこできたら褒め。

失敗しても責めず(時々怒っちゃってます)、淡々と処理(時々ブツブツ愚痴っちゃってます)。

これを基本としてます。

 

本人がオムツをはきたいと言ったら、今のところは「どうぞ」と、受け入れてます。

意外と、どうぞって言うと、お兄ちゃんパンツに戻りたがる感じがあったりします。

頑なにお兄ちゃんパンツを勧めると、おそらく反抗期でもある息子は、オムツに固執することでしょう。

 

なによりも成功の秘訣は上に書いた3点。

 ・お兄ちゃんパンツが好き。

 ・オマルも好き。

 ・オムツの中でも、濡れるのがちょっと気持ち悪い。

だと思ってます。

ココらが一番大切。コレさえあれば方法はなんだって構わないハズ。

 

この3点を堅持するためにも、ここまでの経過では、とっても気軽に取り組んでます。

 

特に「何時間は間隔あけて」とか、「絶対にオマルで」とか、「1日◯回はオマルで」とか、具体的な目標、数字を掲げると、それがノルマになってのしかかり、親子共々、共倒れみたいになりそうなんで。

そんな感じのことは一切やっとりませぬ。

 

まぁ、まだお兄ちゃんパンツにして、2週間。

これから山ありかな?

とも思っとりますが。

基本的には気楽にやってこうと思ってます。

山や谷があれば、その時にご報告します。

 

報告しないですみますように、、!

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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